霧島黒豚
イギリス系バークシャーを磨きにかけて
自前飼料できめ細やかに育てる
甘みのある豚肉「霧島黒豚」
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九州宮崎県の都城市にあり鹿児島との県境に近い林業の町、安久(やすひさ)町。
周囲をすべて山に囲まれた盆地の南斜面にある、5万3千坪の安久農場と霧島山麓にある3万9千坪の御池農場が「キリシマドリームファーム」、霧島黒豚の故郷です。
山間のこの広大な農場は、昭和44年設立されました。以来、「黒豚の中の黒豚」をかかげ、延々とおいしい黒豚作りを積み重ねてきました。
ふるさとはイギリスのバークシャー地方
「うちの黒豚は、イギリス系バークシャー種なんですよ」そう教えてくれるのは渡邉生産部長。
一般的に黒豚と称されるバークシャー種には、イギリス、アメリカ、鹿児島の3つの系統がありますが「やはり肉質のよい事が一番の理由です。」とイギリス系バークシャー種を選んだわけを教えてくれました。
バークシャー種の元であり、原種に近いイギリス系バークシャー種。生産性を上げるために大型化されたアメリカ系バークシャー種と比べ、中型ですが身のしまりがよく、甘みのある脂肪が持ち味の豚です。
自家繁殖で磨きあげて
一度の出産でうまれる頭数が少なく、飼育期間も長くかかりますが、肉として素性のよい特性を持っているイギリス系バークシャー種。黒豚飼育の長い歴史の中で、キリシマドリームファームではその良さをさらに磨きこんでいきました。
「すべて社内での繁殖で、いい特性の豚をかけあわせて、じっくり良い豚に作り上げているんです」
2003年より宮崎大学等とも共同し、生体を超音波で解析、赤身と脂肪のバランスなどに優れた豚をデータ化し把握。磨きこみに活用する技術を採用しています。
グループ会社での自前飼料
素性のよい豚をかけあわせて行くだけでは、よい豚肉はうまれません。
キリシマドリームファームでは豚の成長段階に応じ、グループ会社の林兼産業で開発された飼料を与えています。その種類、なんと8段階。
きめ細かく豚の成長段階を分類し、設計された飼料は、生産現場と飼料開発チームの長年にわたるノウハウの蓄積があってのものです。
最終仕上げ段階で与えられるのは、麦類の配合を多くした専用配合飼料。黒豚特有の「甘みのあるうまさ」「白くて硬いおいしい脂肪」をつくりあげています。
「いただきます」をかみしめて
イギリス系バークシャー種は、純粋種ゆえに病気などに対する抵抗性も弱く、繊細な豚です。
「やはり手はかかりますね。」生産現場で陣頭指揮を執る高野農場長は話します。「純粋種ですから、神経質でデリケートなんですよ」
特に気を使うのは、暑さ寒さ。黒豚は暑さが苦手で、「豚の様子をみて、細霧装置でミストを飛ばしてやるんです。そしたら、本当に気持ちよさそうにしてね」と目じりを下げます。
「手塩にかけた豚たちですからね、何年やってても、出荷の度に切なくなるんですよね」と話す高野さん。「本当につくづく思うんですよ。“いただきます”っていう感謝の気持ちを忘れちゃいけないなって」
そんな高野さんたちが育てる霧島黒豚。「いただきます」をかみしめて、召し上がってください。
(左)研究家肌の渡邉企画・生産部長。豚の肉質改良の話になると止まらなくなる。
(右)現場責任者の高野農場長。やさしい目で今日も豚たちを見守ります。
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