宮城ひとめぼれ

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2012年『お米予約登録』の受付が始まりました!

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部会長の大久保(右)さんと企画部長で市会議員も務める及川(左)さん。
青年部からの30年来の盟友。

AS有機栽培米

宮城ひとめぼれ

JAS 有機栽培米の特徴

自然環境を守り安全性に配慮するために、

原則として農薬や化学肥料を使用しないで栽培した農産物です。

(1)  種まきの時点からさかのぼり2年以上、禁止されている農薬や、化学肥料を使用していない水田で栽培されています。(※ただし、稲に病害虫の被害をもたらす場合に限り、JAS法で認められた農薬・肥料のみを使用します。)

(2) 生産から出荷までの生産履歴を記帳し、国の登録認定機関による認証を受けています。

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JAみやぎ登米を訪ねて

ササニシキ盛衰記

宮城県登米市。岩手県との県境に位置し、宮城県有数の米産地として、お米予約登録でJAS有機栽培「宮城ひとめぼれ」を生産する産地です。

「かっては西のコシ、東のササといわれてたんです。」そう話してくれるのは、JAみやぎ登米の佐々木さん。

コシヒカリと並んでおいしいお米の代名詞だったササニシキ。ここ、登米は、そのササニシキ産地としてコシヒカリ産地である魚沼と名声を二分する産地だったのです。

ところが、相次ぐ不幸がこの地とササニシキを襲います。

大冷害、そして秋の長雨

ササニシキは繊細で栽培が難しい品種です。そんなササニシキを襲ったのが、平成5年の大冷害、そして翌6年の秋の長雨でした。

寒さに弱く、また発芽しやすい特性を持つササニシキは著しく作況が割れ込み、宮城米自体の評価を「安定供給できない産地」として大きく下げる事となりました。
「このままではいけない。米処『登米』を、そして宮城を復興させなければ」と陣頭指揮を執ったのは当時の阿部組合長でした。

環境保全米の里

「消費者に支持される強い産地を作る。」その思いの下、阿部組合長の動きは徹底していました。「消費者は安全で、環境負荷の少ない米と米作りを望んでいる。それを全員でやるんだ」

時を同じくして、ササニシキのデメリットを改善し、寒さに強く、かつおいしい品種「ひとめぼれ」が開発されました。その新品種を得て、環境保全米の里として再生する、そのために全農家の栽培基準ラインを特別栽培米以上とする、そんな方針が打ち出されたのです。

しかしその道のりは決して平坦ではありませんでした。「そんな方針に農家はついてこれない」「無理だ」声があがったのは生産現場の最前線に立つ営農指導員からでした。米作りの環境が厳しい中、生産者負担とリスクの高い特別栽培という基準を全員に課すというのはハードルが高すぎる、それが農家と接する彼等の主張でした。全生産者どころか、農協内部でも合意が得れない行き詰まり感の中、思わぬ風穴が開きました。

青年達の鼓動

「そのとりくみをやってみたい」そう名乗りを上げたのは、当時、青年部在籍の生産者でした。同世代の仲間も少ない、先行きの見えない閉塞感と焦燥感、若者達は組合長の示す指針にその突破口を見出しました。

「俺達も若かったからなぁ」と、現在JAS有機栽培米にとりくむ大久保さんと及川さんが当時を振り返ります。この若き生産者と組合長のリーダーシップ、そして延べ千回以上にも及ぶ研修会、そして先行的に取り組みを始めていた水田の稲が、地域でイモチ病が流行した際も病気にもかかわらず収量が落ちなかったことなどで賛同者は増え、遂に「地域全体で取り組む環境保全米の里」が実現したのです。

社会性のある農業を

「我々だけが進めててもだめ。これが県全体、日本全体に広がらないと」環境保全米に取り組んだ20数年を振返り及川さんは話します。

「そのためにも、止まっててはいけない。先へ先へ進まないと」宮城の、そして日本の先駆的な米産地としての揺ぎ無い自負。「命を育む農業でありたい」と話す及川さんの目は輝いています。

また震災以降は消費者の不安に応えるために「産地として行えることを全てやる」という方針の下、エリア全域に渡って300にも及ぶ土壌サンプリングを実施し、安全性を確認しています。

大自然の摂理のもと、生産者が汗を流し、それを消費者が支える、そんな命と思いが循環する産地でありたいと生産者が異口同音に話すJAみやぎ登米。心からの「いただきます」を伝えたい、そんな思いが湧き出てくる産地でした。

化学農薬を使わないJAS有機栽培の米作り。おのずと人手での作業が増える。

雑草を食べて生産者を応援するあいがも達。
JAみやぎ登米のJAS有機栽培生産者は、夏の間、あいがも農法に取り組む。

「ほら、そこにめだかが」
水田の中に設けたビオトープ。多様な生き物との共生のシンボル。

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宮城県JAみやぎ登米

宮城ひとめぼれ

5kg

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