飼料米

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少~しだけ、考えてみましょう、食料の話。

飽食の時代と言われ、もう随分となりますね。お店に行けばありとあらゆるものが並び、さまざまな食品が楽に手に入る一方で、大量に廃棄される食品残渣(ざんさ)。

地球規模で見れば、飢えに苦しむ人々(いわゆる飢餓人口)が9億6300万人といわれている中、私たちの周りは正に「飽食」、それは際限なく沸き出でる泉のようにさえ思えてきます。

でもこの豊かさは、本当の豊かさでしょうか?少~しだけ考えてみましょう!

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ガラス細工の豊かさ

今回のテーマは、「食料」について。

よく耳にする「食料自給率」という言葉。さまざまな考え方がありますが、日本の食料自給率はカロリーベースで約40%が通説。つまり一日に必要なカロリーの内、4割だけ国内で生産されているという見方です。

残りの6割は?これは海外からの輸入です。今は空前の円高、海外産の食料は比較的安価に買えてしまいます。しかし、これが永遠に続くかというと、とても怪しい。残念ながら日本の国力はGDPの鈍化などに見られるように、相対的に低下してきています。将来的に強い円が維持できる保障はどこにもありません。

地球人口はどんどん増えています。反して穀物の耕地面積や生産量は過去40年に渡り、ほぼ横ばい。

さらにBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)諸国に代表されるように、かって発展途上国とされていた国々の経済発展がめざましく、国民生活も豊かに。それらの国の食生活に大きな変化が現れ、食肉の消費もどんどん伸びています。

食肉の生産には、膨大な穀物が必要。鶏肉1に対して4、豚肉1に対して7、牛肉1に対してはなんと11も穀物が必要です。つまり、食肉の消費が進めば穀物消費も飛躍的に拡大し、それが近い将来「穀物が枯渇する」といわれる所以です。

飼料米にとりくむ生産者

でも、じっと指をくわえているわけにはいきません。

米は、唯一わが国で100%自給できる穀物ですが、減反政策により全水田面積の約38%に相当する約100万haもの広大な水田が休耕田となっています。

水田は、米を生産し続けないと荒れてゆきます。「もっと米をつくりたい」そんな米農家はたくさんいます。そして「不安定な輸入トウモロコシだけに頼らず、安定した国内生産原料で生産したい」と考える畜産農家もいます。

そんな両者を「飼料米」(飼料用の米として生産され、減反対象とはならない)が結び、水田の維持と畜産飼料の国内自給率向上のとりくみが各地で進められています。

生協だから産直生産者ととりくみます

牛肉の産直産地「すすき牧場」では、自家生産と共に近隣の契約米農家による飼料米の生産にとりくんでいます。併せて、従来からのおからや焼酎粕などの食品副産物を原料にした発酵飼料の使用も含め、地域での資源循環型畜産を追求しています。

産直豚肉「大里麦豚」の産地、大里畜産でも、従来からの規格外のパンや食パンの耳を原料にしたパン粉活用での食資源の有効活用に加え、地元三重県の米生産農家と提携し、その飼料米を使用しています。

そして「マルイ農協」。2011年から地元米農家が生産する飼料米を飼料に10%配合した「マルイ元気米たまご」をお届けしていますが、生産農家の協力と組合員さんの利用の支えにより、9月1回より10玉パックを年間通じてお届けすることができるようになりました。

生協だから組合員さんと共に育てます

飼料原料を生産・供給する生産者や食品製造者。その飼料原料を活用し、堆肥などを飼料生産者に還元する産直産地。資源循環型の畜産・酪農もその商品を利用する消費者があってこそ回るサイクルです。

未来の食資源、次世代の豊かで安定した食生活のために、もっともっと大きな輪となるよう育てていきましょう。

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すすき牧場牛

自家製の乳酸醗酵飼料に加え、すすき牧場牛の大きな特徴が自家生産飼料。自家栽培とともに地域の生産者の協力を得て、飼料用米の生産に取り組んでいます。

(写真)すすき牧場の薄(すすき)さん

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大里麦豚

地元三重県の米生産農家と提携し、その飼料米を飼料に活用しています。

(写真)大里畜産の木戸さん

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マルイ元気米たまご

休耕田を活用し栽培した飼料米を配合の飼料を与え生産しているたまご。

水田を守る、穀物自給率を高める、海外産穀物の輸送に伴うCO2排出や燃料の削減…、大きな未来がいっぱい詰まったたまごです。

(写真)左から マルイ飼料㈱の大田さん、飼料米生産者の大濱さん・里美さん

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放牧豚

投稿情報: 未分類

北の大地を元気に駆け回って育った
健康的な豚「放牧豚」

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北海道勇払郡厚真(ゆうふつぐん  あつま)町、千歳空港から車で約30分の距離に位置する「希望農場」。

そこでは約15㌶の広大な牧場に約500頭の豚がのびのびと放牧されています。


養鶏から養豚へ循環型畜産の模索

「希望農場」の主、中島さんは養豚歴40年を越えるベテランですが、元々は養鶏が家業であったとのこと。

「米、畑も作ってましてね。当時、土を豊かにするには有機肥料でなきゃいかんっていう事が勉強会でも盛んに言われとりまして、これはやらなきゃいかんなと」広大な田畑を有機肥料で支えるには、鶏よりも豚の方が都合が良く、豚は雑食性なので田畑でできたものも飼料として与えられます。今で言う循環型畜産のとりくみです。

大きな転身ですが、「まだ20代の若造でしたからな」と笑います。大きな夢を掲げた中島さん、「希望農場」という名にその思いを込めました。

「放牧豚」への誘い

時を経て紆余曲折を繰り返しながら、信念とする循環型畜産の道を一歩一歩積み上げてきた中島さんに思いもよらない提案がもたらされます。

「豚を放牧で育ててみませんか?」北海道産の畜産原料で独自のウインナー、ハムなどを製造するファーマーズジャパンからの誘いでした。

「いや、びっくりしたね。放牧なんて発想は、考えたこと無かったからね」と話す中島さん。

当初は一蹴していましたが、放牧する事で豚が健康に育ち食味にも影響がでること、養豚の本場、ヨーロッパでは放牧が主流であることなど熱心な誘いに「それでは試しに」と豚を開放してみたのが8年前の2月1日、この日は中島さんにとって忘れえぬ日となりました。

衝撃の初放牧

「あの日は雪が降り積もった寒い日でね。こんな日に開放しても一頭も豚舎を出ていかんだろうと思っとったんですよ」が、意に反して豚たちは寒さをものともせず、雪原を駆け回りました。それはまるで生を謳歌するかのごとくのような、中島さんが初めて見る豚たちの表情でした。

「あの光景は衝撃でした」回想する中島さん。

「豚は人に食べられる運命を背負っています。そしてわし等は、それを生業としております。ならば、つかの間の生であっても、それを精一杯、幸せに過ごさせてやるのがわし等の務めじゃないか、そう思ったんです」中島さんが「放牧豚」生産を決断した瞬間でした。

手間ひまかかる放牧豚

養豚家にとって放牧で育てることは楽になるのでは?という質問に「とんでもない」と応える中島さん。

運動量が増えるため、通常より1ヶ月多く飼育しなければ規定の体重にならないこと、管理する対象が豚舎飼育に比べ格段に広がり労力を要すること、また飼料も非遺伝子組換え原料を指定しているので、コストも手間も通常の飼育より多くかかります。

「それぞれの豚を均一に育てないといけませんからね。豚も運動しますが、わし等の運動量も増えましたな」と笑います。

北海道の大地で存分に動き回って健康的に育った「放牧豚」。「いただきます」をかみしめてお召し上がりください。

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広大な「希望農場」。豚は生後90日からおよそ7ヶ月目まで放牧されます。放牧後は薬やワクチンの投与は一切行っていません。

左に見える白いテント内にはバイオベッドと呼ばれる豚の寝床が設置されており、おがくずと発酵菌により、豚の排泄物を分解し、薬を使用せずに豚を衛生的に飼育することができます。

バイオベッドは発酵熱によって、菌を死滅させるとともに冬は暖かなベッドとなります。

また豚の出荷後は、有機肥料として活用されます。

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北海道産放牧豚 粗挽きウインナー 80g(約4本)

★☆★☆★☆『北のハイグレード食品2012』選定!★☆★☆★☆

シリーズ商品となる「放牧豚ウインナー」は、北海道庁が主催し、道内出身の一流シェフや流通・出版の第一線で活躍する北海道「食のサポーター」により選考される「北のハイグレード食品2012」に選定されたポークウインナーの姉妹品です。

塩・砂糖・香辛料のみを使い、桜のチップで燻製しています。

塩は「海の精」、砂糖には「和三盆」を使用し、放牧豚の持ち味をより活かすように作られたウインナーです。

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霧島黒豚

投稿情報: お肉, 未分類

イギリス系バークシャーを磨きにかけて
自前飼料できめ細やかに育てる
甘みのある豚肉「霧島黒豚」

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九州宮崎県の都城市にあり鹿児島との県境に近い林業の町、安久(やすひさ)町。

周囲をすべて山に囲まれた盆地の南斜面にある、5万3千坪の安久農場と霧島山麓にある3万9千坪の御池農場が「キリシマドリームファーム」、霧島黒豚の故郷です。

山間のこの広大な農場は、昭和44年設立されました。以来、「黒豚の中の黒豚」をかかげ、延々とおいしい黒豚作りを積み重ねてきました。

ふるさとはイギリスのバークシャー地方

「うちの黒豚は、イギリス系バークシャー種なんですよ」そう教えてくれるのは渡邉生産部長。

一般的に黒豚と称されるバークシャー種には、イギリス、アメリカ、鹿児島の3つの系統がありますが「やはり肉質のよい事が一番の理由です。」とイギリス系バークシャー種を選んだわけを教えてくれました。

バークシャー種の元であり、原種に近いイギリス系バークシャー種。生産性を上げるために大型化されたアメリカ系バークシャー種と比べ、中型ですが身のしまりがよく、甘みのある脂肪が持ち味の豚です。

自家繁殖で磨きあげて

一度の出産でうまれる頭数が少なく、飼育期間も長くかかりますが、肉として素性のよい特性を持っているイギリス系バークシャー種。黒豚飼育の長い歴史の中で、キリシマドリームファームではその良さをさらに磨きこんでいきました。

「すべて社内での繁殖で、いい特性の豚をかけあわせて、じっくり良い豚に作り上げているんです」

2003年より宮崎大学等とも共同し、生体を超音波で解析、赤身と脂肪のバランスなどに優れた豚をデータ化し把握。磨きこみに活用する技術を採用しています。

グループ会社での自前飼料

素性のよい豚をかけあわせて行くだけでは、よい豚肉はうまれません。

キリシマドリームファームでは豚の成長段階に応じ、グループ会社の林兼産業で開発された飼料を与えています。その種類、なんと8段階。

きめ細かく豚の成長段階を分類し、設計された飼料は、生産現場と飼料開発チームの長年にわたるノウハウの蓄積があってのものです。

最終仕上げ段階で与えられるのは、麦類の配合を多くした専用配合飼料。黒豚特有の「甘みのあるうまさ」「白くて硬いおいしい脂肪」をつくりあげています。

「いただきます」をかみしめて

イギリス系バークシャー種は、純粋種ゆえに病気などに対する抵抗性も弱く、繊細な豚です。

「やはり手はかかりますね。」生産現場で陣頭指揮を執る高野農場長は話します。「純粋種ですから、神経質でデリケートなんですよ」

特に気を使うのは、暑さ寒さ。黒豚は暑さが苦手で、「豚の様子をみて、細霧装置でミストを飛ばしてやるんです。そしたら、本当に気持ちよさそうにしてね」と目じりを下げます。

「手塩にかけた豚たちですからね、何年やってても、出荷の度に切なくなるんですよね」と話す高野さん。「本当につくづく思うんですよ。“いただきます”っていう感謝の気持ちを忘れちゃいけないなって」

そんな高野さんたちが育てる霧島黒豚。「いただきます」をかみしめて、召し上がってください。