大里麦豚

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三重県内に七カ所の農場を持ち、おいしい豚肉や加工品を作っている「大里麦豚」の大里畜産。
長年多くの組合員から支持を得ている産直産地です。

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大里麦豚

大里麦豚のおいしさを決定付ける飼料

やわらかく、ほんのり甘みのある肉質で定評の大里麦豚。「飼料にその秘密があるんです」と教えてくれるのは社長の木戸さん。

トウモロコシなどを抑え、でんぷん質の多い麦や規格外のパン、米などを加えることで、オレイン酸たっぷりのおいしくさらっとした脂質を、そして魚粉などの動物性原料を使用しないことで、いやな獣臭を抑えることができました。「豚の脂肪特性でおいしさが決まってしまいますから。

でも完成までには、いろんな問題があったんですよ」例えば?
「豚はやっぱりトウモロコシが大好きなんです。どうしても配合率を落とすと食いつきが落ちましてね。肉質はよくなるんだけど、成長が悪くなる、そうなると価格にも影響してしまいますから」そこで木戸さんたちが行った工夫の一つがトウモロコシの加工。スチームで加熱して一種のポップコーンのように加工することで、よりおいしさを感じるようにし、配合することで「ぐんと食いつきがよくなりました」とのこと。

このような工夫の積み重ねでできたオリジナルレシピの飼料。これが、大里麦豚のおいしさを生み出す秘密です。

成長段階に合わせて、きめ細かく

大里麦豚のもうひとつの特徴は、自社内で繁殖から肥育までをすべて行う一貫生産体制。「病気になりにくく、均一で安定した肉質を作るための大きな要素なんです」と木戸さんが話すとおり、豚のそれぞれの飼育段階に応じて、3つのステージできめ細かな飼育が行われています。

第一ステージは、分娩舎。産まれたばかりの仔豚たちは、ここで母乳を飲み育ちます。そして約3週間で離乳。ここからは母豚と離れ、第二ステージとなる次の農場で離乳期と生後90日までの子豚期を過ごします。さらに90日以降から出荷となる180日頃までの第三ステージを次の農場で過ごします。

度重なるお引越しの理由について「人と同じように、豚も成長の過程によって身体の抵抗力が違います。もっとも気をつけないといけないのは第二ステージ。それまでは母乳から免疫を与えられ守られているんですが、離乳したこの時期が一番、病原菌に弱い段階なんです」と木戸さんが話すとおり、第二ステージは冷蔵完備で外気も遮断したウインドレス豚舎で育てられています。孟母三遷ならぬ麦豚三遷、それにはこんな理由がありました。

また、外部からの防疫体制についても出入りする車輌も人も制限し、入場する場合はしっかり消毒と徹底管理。「すべて、より安全で安心できる豚肉をお届けするためです。病気にかからず、健康に育てれば薬の投与も必要ないですからね」と、木戸さんは話します。(※原種豚農場の磯部農場では、ツーサイト生産方式を行っております。)

ぎょうざにかけるロマン 循環型農業へのとりくみ

豚舎を訪問すると床にはおが粉が敷き詰められています。豚はそこで排泄し、乳酸菌などによって発酵。その発酵熱によって、病原菌や寄生虫も殺菌され、排泄物もさらさらに分解されます。

そ して発酵したおが粉は、堆肥へと再利用。契約する三重県内の飼料米栽培農家や自社農園で活用し、玉ねぎ、菜の花、にんにくの栽培を行っています。自社農園 の耕作面積は7ヘクタール。「ご好評いただいている蒸しぎょうざの野菜原料を、自社栽培でまかないたいと考えてましてね。」その言葉通りたまねぎやキャベ ツなどの一部に自社生産の原料が使われています。「今年は、たまねぎを9万株、植えたんです。」と目を輝かせる木戸さん。

「養豚をしっかり地域に根付かせて、一緒にものを産み出していかなきゃいかんと思うんです。畜産家と農家が協同して、強い食作りをすすめていきたいんです」循環型畜産にかける思いは熱く、深い。
「いつか、契約している近隣の生産農家と自社農園の野菜、そして大里麦豚で、100%地元産の大里蒸しぎょうざをつくりたい、それが目下の目標」と笑う木 戸さん。農畜一環となる循環型農業へのとりくみと加工食品も自社生産することで、豚肉や資源を無駄なく使用し、おいしく愛される豚肉を組合員さんにお届け する大里畜産。これからもぜひご利用ください。

広大な玉ねぎ畑にて。
「最近は、豚の世話をするより、玉ねぎの世話をしている時間の方が長いくらいなんですよ」と話しながら、大きな玉ねぎがいくつも収穫。

おが粉ベッドのもとになるおが粉。

「これに乳酸菌などを配合して豚舎にひいてやるんです。」循環型畜産の重要なアイテム。

豚の飼育について熱心に話す木戸さん。
「社長は、しゃべりだすと止まらないから・・」と言いながらも、養豚や循環型畜産にかける思いを熱心に聞く若いスタッフのみなさん。

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蒸しぎょうざ(タレ付)

大里麦豚生姜焼用(肩ロース)バラ凍結

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宮城ひとめぼれ

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2012年『お米予約登録』の受付が始まりました!

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部会長の大久保(右)さんと企画部長で市会議員も務める及川(左)さん。
青年部からの30年来の盟友。

AS有機栽培米

宮城ひとめぼれ

JAS 有機栽培米の特徴

自然環境を守り安全性に配慮するために、

原則として農薬や化学肥料を使用しないで栽培した農産物です。

(1)  種まきの時点からさかのぼり2年以上、禁止されている農薬や、化学肥料を使用していない水田で栽培されています。(※ただし、稲に病害虫の被害をもたらす場合に限り、JAS法で認められた農薬・肥料のみを使用します。)

(2) 生産から出荷までの生産履歴を記帳し、国の登録認定機関による認証を受けています。

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JAみやぎ登米を訪ねて

ササニシキ盛衰記

宮城県登米市。岩手県との県境に位置し、宮城県有数の米産地として、お米予約登録でJAS有機栽培「宮城ひとめぼれ」を生産する産地です。

「かっては西のコシ、東のササといわれてたんです。」そう話してくれるのは、JAみやぎ登米の佐々木さん。

コシヒカリと並んでおいしいお米の代名詞だったササニシキ。ここ、登米は、そのササニシキ産地としてコシヒカリ産地である魚沼と名声を二分する産地だったのです。

ところが、相次ぐ不幸がこの地とササニシキを襲います。

大冷害、そして秋の長雨

ササニシキは繊細で栽培が難しい品種です。そんなササニシキを襲ったのが、平成5年の大冷害、そして翌6年の秋の長雨でした。

寒さに弱く、また発芽しやすい特性を持つササニシキは著しく作況が割れ込み、宮城米自体の評価を「安定供給できない産地」として大きく下げる事となりました。
「このままではいけない。米処『登米』を、そして宮城を復興させなければ」と陣頭指揮を執ったのは当時の阿部組合長でした。

環境保全米の里

「消費者に支持される強い産地を作る。」その思いの下、阿部組合長の動きは徹底していました。「消費者は安全で、環境負荷の少ない米と米作りを望んでいる。それを全員でやるんだ」

時を同じくして、ササニシキのデメリットを改善し、寒さに強く、かつおいしい品種「ひとめぼれ」が開発されました。その新品種を得て、環境保全米の里として再生する、そのために全農家の栽培基準ラインを特別栽培米以上とする、そんな方針が打ち出されたのです。

しかしその道のりは決して平坦ではありませんでした。「そんな方針に農家はついてこれない」「無理だ」声があがったのは生産現場の最前線に立つ営農指導員からでした。米作りの環境が厳しい中、生産者負担とリスクの高い特別栽培という基準を全員に課すというのはハードルが高すぎる、それが農家と接する彼等の主張でした。全生産者どころか、農協内部でも合意が得れない行き詰まり感の中、思わぬ風穴が開きました。

青年達の鼓動

「そのとりくみをやってみたい」そう名乗りを上げたのは、当時、青年部在籍の生産者でした。同世代の仲間も少ない、先行きの見えない閉塞感と焦燥感、若者達は組合長の示す指針にその突破口を見出しました。

「俺達も若かったからなぁ」と、現在JAS有機栽培米にとりくむ大久保さんと及川さんが当時を振り返ります。この若き生産者と組合長のリーダーシップ、そして延べ千回以上にも及ぶ研修会、そして先行的に取り組みを始めていた水田の稲が、地域でイモチ病が流行した際も病気にもかかわらず収量が落ちなかったことなどで賛同者は増え、遂に「地域全体で取り組む環境保全米の里」が実現したのです。

社会性のある農業を

「我々だけが進めててもだめ。これが県全体、日本全体に広がらないと」環境保全米に取り組んだ20数年を振返り及川さんは話します。

「そのためにも、止まっててはいけない。先へ先へ進まないと」宮城の、そして日本の先駆的な米産地としての揺ぎ無い自負。「命を育む農業でありたい」と話す及川さんの目は輝いています。

また震災以降は消費者の不安に応えるために「産地として行えることを全てやる」という方針の下、エリア全域に渡って300にも及ぶ土壌サンプリングを実施し、安全性を確認しています。

大自然の摂理のもと、生産者が汗を流し、それを消費者が支える、そんな命と思いが循環する産地でありたいと生産者が異口同音に話すJAみやぎ登米。心からの「いただきます」を伝えたい、そんな思いが湧き出てくる産地でした。

化学農薬を使わないJAS有機栽培の米作り。おのずと人手での作業が増える。

雑草を食べて生産者を応援するあいがも達。
JAみやぎ登米のJAS有機栽培生産者は、夏の間、あいがも農法に取り組む。

「ほら、そこにめだかが」
水田の中に設けたビオトープ。多様な生き物との共生のシンボル。

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