放牧豚

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北の大地を元気に駆け回って育った
健康的な豚「放牧豚」

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北海道勇払郡厚真(ゆうふつぐん  あつま)町、千歳空港から車で約30分の距離に位置する「希望農場」。

そこでは約15㌶の広大な牧場に約500頭の豚がのびのびと放牧されています。


養鶏から養豚へ循環型畜産の模索

「希望農場」の主、中島さんは養豚歴40年を越えるベテランですが、元々は養鶏が家業であったとのこと。

「米、畑も作ってましてね。当時、土を豊かにするには有機肥料でなきゃいかんっていう事が勉強会でも盛んに言われとりまして、これはやらなきゃいかんなと」広大な田畑を有機肥料で支えるには、鶏よりも豚の方が都合が良く、豚は雑食性なので田畑でできたものも飼料として与えられます。今で言う循環型畜産のとりくみです。

大きな転身ですが、「まだ20代の若造でしたからな」と笑います。大きな夢を掲げた中島さん、「希望農場」という名にその思いを込めました。

「放牧豚」への誘い

時を経て紆余曲折を繰り返しながら、信念とする循環型畜産の道を一歩一歩積み上げてきた中島さんに思いもよらない提案がもたらされます。

「豚を放牧で育ててみませんか?」北海道産の畜産原料で独自のウインナー、ハムなどを製造するファーマーズジャパンからの誘いでした。

「いや、びっくりしたね。放牧なんて発想は、考えたこと無かったからね」と話す中島さん。

当初は一蹴していましたが、放牧する事で豚が健康に育ち食味にも影響がでること、養豚の本場、ヨーロッパでは放牧が主流であることなど熱心な誘いに「それでは試しに」と豚を開放してみたのが8年前の2月1日、この日は中島さんにとって忘れえぬ日となりました。

衝撃の初放牧

「あの日は雪が降り積もった寒い日でね。こんな日に開放しても一頭も豚舎を出ていかんだろうと思っとったんですよ」が、意に反して豚たちは寒さをものともせず、雪原を駆け回りました。それはまるで生を謳歌するかのごとくのような、中島さんが初めて見る豚たちの表情でした。

「あの光景は衝撃でした」回想する中島さん。

「豚は人に食べられる運命を背負っています。そしてわし等は、それを生業としております。ならば、つかの間の生であっても、それを精一杯、幸せに過ごさせてやるのがわし等の務めじゃないか、そう思ったんです」中島さんが「放牧豚」生産を決断した瞬間でした。

手間ひまかかる放牧豚

養豚家にとって放牧で育てることは楽になるのでは?という質問に「とんでもない」と応える中島さん。

運動量が増えるため、通常より1ヶ月多く飼育しなければ規定の体重にならないこと、管理する対象が豚舎飼育に比べ格段に広がり労力を要すること、また飼料も非遺伝子組換え原料を指定しているので、コストも手間も通常の飼育より多くかかります。

「それぞれの豚を均一に育てないといけませんからね。豚も運動しますが、わし等の運動量も増えましたな」と笑います。

北海道の大地で存分に動き回って健康的に育った「放牧豚」。「いただきます」をかみしめてお召し上がりください。

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広大な「希望農場」。豚は生後90日からおよそ7ヶ月目まで放牧されます。放牧後は薬やワクチンの投与は一切行っていません。

左に見える白いテント内にはバイオベッドと呼ばれる豚の寝床が設置されており、おがくずと発酵菌により、豚の排泄物を分解し、薬を使用せずに豚を衛生的に飼育することができます。

バイオベッドは発酵熱によって、菌を死滅させるとともに冬は暖かなベッドとなります。

また豚の出荷後は、有機肥料として活用されます。

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北海道産放牧豚 粗挽きウインナー 80g(約4本)

★☆★☆★☆『北のハイグレード食品2012』選定!★☆★☆★☆

シリーズ商品となる「放牧豚ウインナー」は、北海道庁が主催し、道内出身の一流シェフや流通・出版の第一線で活躍する北海道「食のサポーター」により選考される「北のハイグレード食品2012」に選定されたポークウインナーの姉妹品です。

塩・砂糖・香辛料のみを使い、桜のチップで燻製しています。

塩は「海の精」、砂糖には「和三盆」を使用し、放牧豚の持ち味をより活かすように作られたウインナーです。

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