日本田植え紀行 - お米予約登録産地、JAようてい- (北海道)2010年5月24日

投稿情報: 産地訪問

 JAようてい 生産者  三橋さんを訪ねて

 

 羊蹄(ようてい)山の裾野に広がる歌かな自然
雄大な羊蹄山のふもとに位置し、清流、尻無(しりなし)川がもたらす豊かな土壌に恵まれた地にあるJAようてい。5月24日、きらら397生産者の三橋さんを訪ねました。 
北海道の農産物独自基準『イエス・クリーン』
北海道では気候の特性上、農水省ガイドラインに基づく特別栽培での生産が困難です。そこで北海道独自の基準を設定、それが『イエス・クリーン』です。今回、訪ねた三橋さんもイエスクリーンでの米作りに取り組んでいます。

イエス・クリーンの大敵は害虫と病気
小雨の降る当日、気温を見ると何と14度!軽装の私たちはどうりで寒いはず。そんな冷たい雨の中の田植え作業を行う三橋さんご夫妻。「20歳の頃からだから、もう13年になるかな」とてもお若い三橋さんですが、もうベテランの生産者。イエス・クリーンについてお聞きすると「やっぱりイモチ病が怖いですね」とのこたえ。特別栽培米同様、化学合成農薬を慣行栽培より50%以上削減しなければならないイエス・クリーン米の大敵は、やはり害虫と病気。だから毎日、稲の様子を観察し、害虫や病気の発生を早い段階で見つけ、対処することがとても大切になります。
 

稲の観察や見極めについてたずねると、「まだ、じいちゃんとばあちゃんには、いっぱい教えてもらうことがあります」と米作りの難しさ、奥深さを語る奥さん。毎年、毎年、先人の知恵と技術が若い2人に確実に伝承されているようです。
「三橋夫婦のお米はうまい!」と言ってもらいたい
 
「ここらは昼夜の寒暖差が大きいんで、うまい米ができるんです」と三橋さん。「安心して食べてもらえるのはもちろん、北海道のお米、三橋とこの米はうまいって言ってもらいたいです」と笑います。 三橋さん、秋の収穫、楽しみに待っています!
  
「こんな泥がついちゃってて、恥ずかしいな」と照れながらも、笑顔の2ショットの三橋さんご夫妻。 

 冷たい小雨のふる中、2人の協力で田植えが進んでいきます。


2人のロマンスシートならぬ、2人の田植え機。なんだかうらやましい…。

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